J.D.パワーが発表した2016年米国自動車耐久品質調査で、ブランド別ではレクサスが5年連続で1位となった。
2016年米国自動車耐久品質調査は、2013年型車を購入してから3年が経過したユーザー3万3560人から回答を得た。調査は、2015年10月から12月にかけて実施した。今年で27回目となる調査は、2013年型車を購入したユーザーを対象に177の項目にわたって直近1年間の不具合経験を聞いた。自動車の耐久品質は、100台当たりの不具合指摘件数(PP100)として算出、数値が小さいほど品質が高いことを示す。
トップとなったレクサスの不具合指摘件数は95PP100だった。2位はポルシェの97PP100で前年調査の5位から大幅に順位を上げた。3位はビュイック、4位がトヨタ、5位がGMCとなった。
セグメント別モデルランキングでは、ゼネラルモーターズ(GM)が8つのセグメントでアワードを受賞した。GMでトップに入ったモデルは、ビュイック『アンコール』、ビュイック『ラクロス』、ビュイック『ベラーノ』、シボレー『カマロ』、シボレー『エクイノックス』、シボレー『マリブ』、シボレー『シルバラードHD』、GMC『ユーコン』。
GMに次いでアワード受賞が多かったのはトヨタで6つのセグメント。トヨタでトップに入ったモデルは、レクサス『ES』、レクサス『GS』、レクサス『GX』、トヨタ『プリウスV』、トヨタ『シエナ』、トヨタ『タンドラ』だった。
このほか、フィアット『500』、ホンダ『フィット』、メルセデスベンツ『GLKクラス』、MINI 『クーパー』、MINI『クーペ/ロードスター』、日産『ムラーノ』がセグメント別アワードを受賞した。