スバルのゲレンデタクシー、ラリードライバー新井選手の迫力ある走り

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スバルゲレンデタクシー2016 新井選手によるデモランも行われた
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スバルのゲレンデタクシーは、スキー場をスバルのSUVで疾走しゲレンデ上部まで運んでくれるというイベントで、今シーズンで3年目を迎える。そこには毎回ラリーのプロドライバーが参加している。

昨シーズンは初めてラリードライバーの鎌田卓麻選手がタクシードライバーとデモランを行った。ラリードライバーの迫力あるデモランに驚いた人も多かったはずだ。ラリーを見たことがある人でも雪煙が高々と上がるのを見たことがある人はそう多くないだろう。その迫力を目の前で見られるという貴重な経験と、そのドライバーが運転するタクシーに乗れるという貴重な機会でもある。

今シーズンもゲレンデタクシーには大勢のファンが集まっている。サッポロテイネスキー場では鎌田選手がドライバーとデモランを行った。長野のエコーバレースキー場では、世界選手権でチャンピオンを獲得したこともある新井敏弘選手がタクシードライバーとデモランを行った。

新井選手も鎌田選手もタクシードライバー中はほとんど休む事もなく、ゲレンデを何往復もしてその走りを観客に見せた。イベント最後には普段競技で使うマシンのベースとなる『WRX STI』を使い、荒れたゲレンデを疾走、迫力あるドリフト走行も披露した。

新井選手は雪道の走り方について、「一般道では止まれるくらいのゆっくりの速度で走っても、滑る時は滑ってしまう。だからと言って及び腰で走るのではなく、路面の状況を察知して積極的に雪や氷に接した方が危険回避もしやすい。誰もいない広場などで雪や氷でこのような動きをしたらこうなる、ということに慣れていけば雪道も楽しめると思う」と語った。

またゲレンデタクシーでのデモランは、プロにとっても難しいのだという。デモランを行うスペースではテストドライブもせず、いきなり本番で雪の性質や積もり具合、お客さんの立っている場所の確認など気を配る箇所は多岐にわたる。その中でお客さんに楽しんでもらえるパフォーマンスを発揮する。世界で戦うドライバーならではのテクニックが見られる。

今シーズンのゲレンデタクシーは今週末1月30・31日に、福島県裏磐梯猫魔スキー場で行われる。そこでも迫力あるドライビングが見られるはずだ。

《雪岡直樹》

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