米国の自動車最大手、GMは1月6日、中国における2015年の新車販売の結果を公表した。総販売台数は、新記録となる361万2635台。前年比は5.2%増だった。GMの中国合弁(乗用車)には、上海GMとSAIC‐GMウーリン(上海通用五菱汽車)の2社がある。ブランド別では、シボレーが61万2024台を販売。前年比は9.7%減とマイナスに転じた。これは、主力車がモデルチェンジを控えていたため。GMによると、2016年は『クルーズXL』や『マリブXL』の販売が期待できるという。ビュイックブランドは、新記録となる98万9167台を販売。前年比は12%増と、引き続き2桁の伸びを示す。『エクセルGT』が、46%増の25万8834台と牽引。SUVの『エンビジョン』も14万7093台を売り上げた。キャデラックブランドは、7万9779台を販売。前年比は17%増と、2桁増を保つ。『ATS』は、ロングホイールベース仕様の『ATS-L』と合わせて、3万0752台を販売し、前年比は172%増を達成している。GMチャイナのマット・チェン社長は、「素晴らしい商品とチームの努力によって、2015年の市場シェアを拡大した」と述べている。
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