トヨタ自動車の市販燃料電池車、『MIRAI』(ミライ)。同車のドイツでの納車が開始された。
これは11月25日、トヨタの欧州法人、トヨタモーターヨーロッパが明らかにしたもの。「MIRAIのドイツ第一号車を納車した」と発表している。
ドイツでMIRAIの最初のオーナーとなったのは、Nicholas W. Schues氏。同氏はハンブルクを拠点に27年以上、水素技術の普及活動に取り組んできた。
MIRAIの欧州での納車は、英国、デンマークに続いて、ドイツが3か国目。ドイツ・ハンブルグでは、世界最大規模で燃料電池バスの運行が行われており、水素インフラの整備も進む。
MIRAIの納車式において、Nicholas W. Schues氏は、「燃料電池車は排気ガスをなくし、毎日使える実用性を持つ。ピュアEVを上回る500kmの走行も可能にしている」とコメントした。