ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は11月19日、BMW『218i アクティブツアラー』などのシートベルトのリトラクター(巻取り装置)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『218i アクティブツアラー』『218d グランツアラー』『220i グランツアラー』『225i xDrive アクティブツアラー』の4車種で、2014年9月16日から2015年3月17日に製造された1090台。
フロント右側シートベルトにおいて、リトラクターの構成部品の製造が不適切なため、外気温が低い場合、リトラクターがロックしてしまうものがある。そのため、シートベルトを引き出せず、乗員がシートベルトを装着できないおそれがある。
改善措置として、全車両、リトラクターの製造年月日を確認し、該当する場合には、良品のリトラクターがついたシートベルトに交換する。
不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの報告により発見した。