「予選勝負」ともいえる状況下、まず全19台出走のQ1ではロッテラー(#2 PETRONAS TEAM TOM’S/トヨタ)が1分38秒354というトップタイムをマーク。これにわずか0.038秒差で石浦(#38 P.MU/CERUMO・INGING/トヨタ)が2位となり、3位のジェームス・ロシター(#3 KONDO RACING/トヨタ)は石浦と同タイムという僅差攻防だった(同タイムの場合は先にタイムを出した方が上位)。王座争いの権利を有する面々では、一貴(#1 PETRONAS TEAM TOM’S/トヨタ)が5位、オリベイラ(#19 LENOVO TEAM IMPUL/トヨタ)は7位。
石浦、一貴、ロッテラー、オリベイラの4人はQ2を通過し、Q3へ。しかし、そこで第2レースのポールを獲得したのは、4人の誰でもなかった。前日の会見で4人が「上位に来る」と警戒していたその人、山本尚貴(#16 TEAM 無限/ホンダ)が今季開幕戦以来のポールをゲットする。タイムは唯一の37秒台となる1分37秒963。
Q3=第2レースの予選2位はロッテラーで、3位には野尻智紀(#40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING/ホンダ)が続いた。そして一貴が4位、オリベイラが6位で石浦は7位。予選を終えた段階でシリーズ上位4人のドライバーズポイントは以下のような状況に変化している(カッコ内は第1レース/第2レースの予選順位)。