京都丹後鉄道、新しい特急列車を運行へ…「ディスカバリー」を改造

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「丹後の海」の外観イメージ。KTR8000形「タンゴ・ディスカバリー」を改造する。
  • 「丹後の海」の外観イメージ。KTR8000形「タンゴ・ディスカバリー」を改造する。
  • 「丹後の海」の車内イメージ。KTR8000形「タンゴ・ディスカバリー」を改造する。
  • 「丹後の海」の車内イメージ。KTR8000形「タンゴ・ディスカバリー」を改造する。

京都丹後鉄道(丹鉄)を運営するWILLER TRAINS(ウィラー・トレインズ)と北近畿タンゴ鉄道、京都府の3者は10月30日、「海の京都」をイメージした新しい特急車両「丹後の海」がまもなく登場すると発表した。

丹鉄は京都府北部の宮福線と宮津線(宮舞線・宮豊線)で構成される鉄道路線網。第三セクターの北近畿タンゴ鉄道が施設を保有し、WILLER ALLIANCE(ウィラー・アライアンス)全額出資子会社のウィラー・トレインズが列車を運行している。

発表によると、1996年に導入したKTR8000形気動車「タンゴ・ディスカバリー」を、沿線自治体の補助により改造する。車体の色は「藍色メタリック」とし、「利用者をはじめ多くの方々に丹後の美しい海を想起していただける車両」にするという。デザインは工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが担当する。

「丹後の海」はJR京都駅と京都府北部地域を結ぶ特急列車として運行される予定。まず2両編成1本が導入され、さらに2両編成1本が本年度中に追加導入される予定だ。

《草町義和》

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