トヨタ自動車は10月26日、東京の渋谷ヒカリエで全面改良して22日に売り出したレクサス『RX』シリーズをメディア関係者らに披露するパーティーを開いた。
レクサスインターナショナルの福市徳雄プレジデントの挨拶が終わったあとのメインイベントは、会場内に特設されたプロレスリングでの1戦だった。
新型RXは、プロレスラー用の覆面製作をプロモーションビデオなどで使っている。繊細な縫製技術を行うクラフトマンとRXのイメージをつなげているのだ。ショーではヒール系のチャンピオンにRXの覆面を着けたレスラーが挑むという設定。10分余りの熱戦で、劣勢をはね返したRXがチャンピオンを下した。
プロレスファンが少なかったようで、最初の盛り上がりは今ひとつだった。しかし、プロのレスラーやレフリー、実況中継アナウンサーによる熱戦が進むと、観客席には“本物志向”というレクサスがアピールしたい本質が充分伝わっていた。