2015年のF1第16戦アメリカGP。現地時間の24日に開催予定だった公式予選は豪雨により翌朝に順延されることになった。
舞台となるテキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズはレースウィーク初日から悪天候に悩まされており、金曜日もフリー走行2回目が中止に。さらに超大型ハリケーン「パトリシア」が接近していることもあり、土曜日も走行できるか直前まで協議が続けられ、フリー走行3回目は予定通りスタート。フルウエットコンディションの中、各車が積極的にコースイン。このセッションではルイス・ハミルトン(メルセデス)がトップタイムをマークした。
しかし午後の予選を前に天候はさらに悪化。セッション開始時刻を遅らせるなどして天候回復を待った。それでも雨量が少なくなることはなく、現地時間の16時に中止が決定。現地時間の翌25日9時に順延されることになった。悪天候により土曜予選が順延されるのは、2013年オーストラリアGP以来、史上4回目だ。