TSテックは、10月29日に開幕する「第44回東京モーターショー2015」に出展する、「感情を理解する」シートなど、展示内容を一部公開。また、電動バイク『zecOO(ゼクー)』のシートについても機能等を追加公開した。
今回公開した「感情を理解する」シートは、「くるまのシートが乗る人の感情を理解し、その感情に応じて車内空間が変化してくれたら、もっと、くるまのシートを好きになってくれるかも知れない」という、若手研究生のアイデアを具現化した製品。
くつろぎの「リラックスモード」や、同乗者との会話も弾む「コミュニケーションモード」など、新しいシートアレンジとともに、ドライバーの気分や同乗者との関係性に応じて、車内のムードを演出するために「脳波」を読み取って、シートの色を変化させ、より楽しい自動運転時の空間づくりを提案する。
また高性能電動スポーツバイク、ゼクーのシートは、鋭い加速により身体が後方に持っていかれないよう、アクセルと連動してシート後部がせり上がる機構を追加。また、シートに埋め込まれたセンサーで正しい位置に乗車していることを感知し、シート中央にあるラインが点灯することで知らせる「起動シーケンス」機能も装備する。