フォルクスワーゲンの米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカは9月下旬、2016年モデルの『パサート』を米国で発表した。
北米向けのパサートは、欧州仕様のパサートとは異なる北米専用車。日本市場にも導入されたばかりの新型パサートとは、ボディサイズや見た目が異なる。
北米専用車の現行パサートは2011年1月、デトロイトモーターショー11で発表。ボディサイズは、全長4869mm、ホイールベース2804mm。外観のデザインは、米国で人気の高い『ジェッタ』と共通イメージとした。
この北米向けパサートが2016年モデルにおいて、デビュー以来、初の大幅改良を受けた。外観は、ボンネットやフロントフェンダー、グリル、フロントバンパーを変更し、イメージチェンジ。リアは、トランクリッドやバンパーが新デザイン。フォルクスワーゲンによると、変更されていないのは、ルーフやドア、ボディサイドのプレスライン程度という。
室内は、ダッシュボードが新デザイン。大型の2連メーターや、センタースタック部分の最新インフォテインメントシステムが特徴。素材の見直しで、グレードアップ。新デザインのステアリングホイールも装着されている。