排出ガス検査での不正が発覚したフォルクスワーゲングループ。スイス当局が、同グループのスイス国内での販売停止を公式発表した。
これは9月28日、スイス連邦道路局が明らかにしたもの。「フォルクスワーゲングループ車で、違法なソフトウェアを搭載している可能性のある新車のスイス国内での登録を停止した」と発表している。
フォルクスワーゲンに関しては、すでに米国において、違法なソフトウェアを搭載していた『ゴルフ』、『ジェッタ』、『パサート』、『ザ・ビートル』の販売を中止。
ただし、米国の場合は、インポーターの自主的措置による販売の中止。一方、スイスの場合は、当局による強制的な販売停止となる。
なお、この問題で、フォルクスワーゲングループ車に販売停止命令が出されたのは、スイスが初めてとなった。