世界を揺るがす大規模な問題に発展したフォルクスワーゲングループの一部ディーゼル車による排出ガス試験の不正。同じく欧州の自動車メーカー、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)が、声明を出している。
この問題が発覚して以降、フォルクスワーゲングループだけでなく、欧州の自動車メーカー全体に疑惑の目が向けられている。
そこで、FCAは声明の中で、「他の自動車メーカーに関してコメントする立場にない」としながら、「FCAのディーゼル車は、全ての排出ガス試験の法的要件を満たしている」と強調した。
また、フォルクスワーゲングループが不正のために使用した違法ソフトウェア、「ディフィート・デバイス」(無効化機能)に関しても、FCAは、「いっさい使用していない」とコメントしている。