引退したJR北海道の『北斗星』用客車2両が公開…苗穂工場イベントで

鉄道 企業動向
苗穂工場の一般公開イベントで公開された、スハネ25 501の側面。左手が寝台側、右手がロビー室側になる。
  • 苗穂工場の一般公開イベントで公開された、スハネ25 501の側面。左手が寝台側、右手がロビー室側になる。
  • 『北斗星』のヘッドマークを付けたDD51 1137も展示。
  • スハネ25 501(手前)とオハネフ25 2(奧)。
  • スハネ25 501の側扉に残る「ロビー・ソロ」「B寝台」の表記。
  • スハネ25 501に残されていたエンブレム。解体処分された車両はエンブレムが剥がされていたので、このスハネ25 501がエンブレム付きで残る唯一の車両となった。
  • オハネフ25 2の側面。車掌室がスハネ側に向いていたため、テールマークを見ることはできなかった。
  • 苗穂工場に展示されている戦前製の機械式ガソリンカー・キハニ5000形と並ぶ2両の『北斗星』用客車。この光景はおそらく最初で最後のものだろう。
8月22日札幌発の運行を最後に姿を消した、上野~札幌間の寝台特急『北斗星』。3月のダイヤ改正で定期運行を終了した際は、JR北海道の車両がひと足先に引退し廃車となったが、このうち2両がJR北海道苗穂工場に保管されていた。

この2両はロビー室と1人用B個室「ソロ」の合造車・スハネ25形(スハネ25 501)、開放式B寝台車の緩急車・オハネフ25形(オハネフ25 2)。9月26日に苗穂工場で開催されたイベントで、引退以来初めて公開された。車体の状態はほぼ引退時のままで、スハネ25 501にはJR北海道車特有のエンブレムも残されていた。残念ながら車内は公開されなかったが、オハネフ25 2のカーテンなどリネン類は残されているようだった。

この2両は、北海道倶知安町でタクシー・バスの手配業務を行っている旅行会社「コア・エージェンシー・ニセコ」がニセコエリアでの保存の検討をしており、今後の動きが注目される。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

編集部おすすめのニュース

特集