フォルクスワーゲングループが、排出ガス試験を不正にクリアしていた問題。同様の疑いをかけられたBMWグループが、不正を否定している。これは9月24日、BMWグループが明らかにしたもの。ドイツの有力自動車メディア、『AutoBild』誌の9月24日の報道を受けて、直ちに声明を発表した。『AutoBild』誌は、欧州向けのBMW『X3』のディーゼル車について、排出ガス性能を独自に計測。その結果、排ガス中の有害物質の量が、欧州基準の11倍に達したという。そして、「BMWは排ガスデータを不正に操作した疑いがある」と結論づけた。BMWグループは、この報道を真っ向から否定。「排出ガス試験で、いかなる不正操作もしていない。各国の法律に基づく要件や、各市場のテスト要件を満たしている」とコメント。さらに、BMWグループは、「テスト時と実走行時との間で、排ガス装置の性能に違いはない」と強調している。
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