日産ゴーン社長「中国の能力縮小はない」

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ルノー日産のカルロス・ゴーンCEO(資料画像)
  • ルノー日産のカルロス・ゴーンCEO(資料画像)
  • 東風日産、花都工場組立ライン(参考画像)
  • 日産 グリップス コンセプト(フランクフルトモーターショー15)
  • 日産 グリップス コンセプト(フランクフルトモーターショー15)
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ルノー・日産自動車連合のカルロス・ゴーンCEOと独ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は9月16日、モーターショーが開催中のドイツ・フランクフルトで共同記者会見を開き、両グループの提携成果などをアピールした。

質疑のなかでゴーンCEOは中国での日産の生産能力について、「能力を縮小することはないが、増強については(自動車市場の)成長率が鈍化しているので慎重に検討しなければならない」と述べた。ただ、中国市場に対する見方では「悲観的な観測が多く、そちらにオーバーシュートしている」と、過度な悲観論には疑問をはさんだ。

さらに「2000万台を超える市場は好機でしかない。私は強気の予想を出している」と、楽観的な見方を示した。2016年から生産を始めるルノーの工場についても計画通り進める方針を示した。

《池原照雄》

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