長野県東御市にある道の駅雷電くるみの里で9月13日、「昭和の名車まつり」が開かれた。同道の駅オープンの翌年からスタートしたイベントで、東信地方の旧車好きでつくる「カードリームオーナーズクラブ」の協力。
今年で11回目となったイベントには、1都9県から135台のクラシックカーが集結。中でもひときわ人目を引いていたのがトヨタ『2000GT』だった。生産台数わずか337台といわれる希少車だ。その中の前期型1台と後期型4台の計5台が参加。ボディカラーも紅白がそろい、その流麗なフォルムに多くの見学者がため息を漏らしていた。
また「ヨタハチ」ことトヨタ『スポーツ800』も1台が参加。790ccの空冷水平対向2気筒エンジンながら155 km/hの最高速度を誇った小型軽量スポーツカーだ。浜松からやってきたこの個体はターコイズブルーが映え、小粒ながら存在感を示していた。