独BWMでプラグインハイブリッドモデル(PHV)のプロジェクトリーダーを務めるゲルハルト・ティール氏は9月8日、都内で会見し、BWMの各セグメントにPEVを導入し、2016年には2、3、7の各シリーズに設定、発表することを明らかにした。
ティール氏は「BMW i8で初採用されたプラグインハイブリッドシステムのモジュラーなレイアウトによって、すみやか、かつ確実に他のモデルにも展開することが可能になった。この結果、お客様のニーズに確実に迅速に対応することができる。持続可能なドライブトレインを提供すべくBMWは、常にモデルのラインアップを強化してく」と説明。
その上で「まさに今プラグインハイブリッドの攻勢をかけようとしている。(同日、日本で発表した)『X5 xDrive40e』が最初のステップで、さらに来年には3つのプラグインハイブリッドモデル、『330e』、『225xe』、『740e』を発表する」と述べた。
BMW日本法人の黒須幹広報部長によると、330e、225xe、740eは日本市場でも来年中に発表を予定しているという。
BMW日本法人が同日発表したSUVタイプのPHVとなるX5 xDrive40eは2リットル直列4気筒ツインパワー・ターボエンジンと8速オートマチックトランスミッションが一体化された高出力電気モーターを搭載し、システム最高出力313馬力、同最高トルク450Nmを発揮する。価格は927万~993万円で、同日から受注を開始し、納車は12月以降を予定しているという。