ヤマハ発動機は、新型125ccスクーター『フィーノ125』を9月中旬からタイに導入する。価格はオープン。製造・販売はタイのグループ会社 TYM(Thai Yamaha Motor Co., Ltd.)が行う。
フィーノ125は、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する、空冷125ccのBLUE COREエンジンを搭載。現行フィーノの115ccから排気量をアップしながらも従来同等の燃費と走行性を両立させた。2014年導入の『Grand Filano』、2015年導入の『GT125』に続くBLUE COREエンジン搭載モデルとなる。
また、ダイヤモンドカットレンズのLEDヘッドライト、BLUE COREエンジンにベストマッチした新フレーム、フィーノDNAをしっかりと引き継ぎつつ、ディテールにこだわった高級感あるスタイリングなどを採用。タイで流通しているエタノール混合燃料(E85)にも対応する。
2006年の導入以来、フィーノは、ファッション性の高いATスクーターとしてタイの幅広い年齢層から支持を得ている。2013年にはモデルチェンジを行い、FI(電子制御式燃料噴射装置)採用による低燃費化に加えスタイル・諸機能をさらに充実させた。初代から9年を経た今でも、フィーノはタイにおける同社の主要モデルとなっている。
ヤマハ発動機では、新型フィーノを10代後半から40代の幅広い層に提案し、タイ市場における販売拡大を目指す。