米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは8月4日、メルセデスベンツに『アクトロス』用のターボチャージャーを供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
今回、ボルグワーナーがメルセデスベンツに供給するのは、主力大型トラックのアクトロス用のターボチャージャー。このアクトロスは、ブラジル工場で組み立てられる車両となる。
ブラジル製のアクトロスのディーゼルエンジンに、ボルグワーナーの「Sシリーズ」と呼ばれるターボチャージャーを採用。パフォーマンスを引き上げながら、燃費や排出ガス性能も高める。
ボルグワーナーターボシステムズのFrederic Lissalde社長は、「ボルグワーナーはブラジルで過去40年間、商用車向けターボを生産してきた。ボルグワーナーのターボが、パフォーマンスと耐久性を証明する」とコメントしている。