米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは8月5日、2015年第2四半期(4‐6月)決算を開示した。
同社の発表によると、第2四半期の売上高は9億5497万ドル(約1192億円)。前年同期の7億6935万ドル対して、24%増と増えた。これは、新型4ドアEVの『モデルS』の販売が、好調なことを受けたもの。
一方、第2四半期の最終損益は、1億8422万ドル(約230億円)の赤字。前年同期の6190万ドルの赤字から、赤字幅が拡大している。
赤字幅が拡大した要因は、新型車の『モデルX』の研究開発費用がかさんだため。また、米国ネバダ州に建設する予定のリチウムイオン電池工場への投資も、収益を圧迫する要因となった。
なお、第2四半期のモデルSの世界販売台数は、前年同期比52%増の1万1532台。第2四半期のモデルSの生産台数は、前年同期比46%増の1万2807台と公表されている。