国土交通省は、高精度測位技術を活用して公共交通の乗継ぎの円滑化を図るための技術的検討に乗り出すと発表した。
交通政策基本法では、乗継ぎの円滑化や交通結節機能の高度化など、交通の利便性向上のため、必要な施策を実施することが定められている。
同法に基づき策定された交通政策基本計画では、衛星測位技術の先端技術を交通分野に適用するなど、交通サービスの向上や改善に向けた技術の開発に取り組むことが掲げられた。
こうした点を踏まえ、専門家などで構成する「高精度測位技術を活用した公共交通システムの高度化に関する技術開発研究会」を設置し、公共交通の乗継ぎの円滑化を図るため、技術的な検討を実施する。
1回目の検討会を8月5日に開催する。