ポルシェ の決算、営業利益は21%増…2015年上半期

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ポルシェ 911カレラ
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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは7月29日、2015年上半期(1-6月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、上半期の売上高は、前年同期比33%増の108億5000万ユーロ(約1兆4780億円)。営業利益は17億ユーロ(約2315億円)で、前年同期に対して21%増となった。

2015年上半期の世界新車販売は、過去最高の11万3984台。前年実績に対して、30%増と伸びた。車種別では、『カイエン』や『911』シリーズ、新型SUVの『マカン』などが好調だった。

市場別では、米国が前年同期比9.7%増の2万5138台と好調。信用不安からの回復傾向を示す欧州(ドイツを含む)は、29.7%増の3万8689台と伸びた。地元ドイツは、22.6%増の1万5061台。中国は48.4%増の2万9355台と、大幅な伸びを示す。

ポルシェのマティアス・ミューラーCEOは、「市場に投入した全車が、優れた販売結果を示した」と語っている。

《森脇稔》

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