米国シアトルに拠点を置く車載ソフトウェアとサービスプロバイダーのオープンカーは、同社の「コネクト・インフォテインメント・フレームワークが、ニュアンス・コミュニケーションズの「ドラゴン・ドライブ・リンク」テクノロジーを全面サポートすると発表した。
自動車メーカー各社は、スマートフォンと車載デバイスとのデータ接続、パーソナライゼーション、その他処理の性能を向上させることが可能になるとしている。
ニュアンスのドラゴン・ドライブ・リンク・テクノロジーとの統合で、オープンカーのプラットフォームは、スマートフォンとの同期の最中、運転者のパーソナル・インフォテインメント・システムの優先順位を自動的に構成する。
スマートフォンをログイン設定やアプリケーション利用傾向、システムの好みなど、運転者のスマートフォンに蓄積されたすべての情報を活用することで、運転者が乗車した際、Bluetooth対応のスマートフォンと同期化し、自動的にインフォテインメント・システムのパーソナライズが可能となる。
パーソナルデータや安全性の証明は、すべてユーザーのスマートフォン内に残る。ニュアンスのドラゴン・ドライブ・リンク・テクノロジーは運転者の既存の通信データプランを活用するクルマとの3/4G接続を可能にする。