ゼンリンデータコムは6月29日、案内地図作成ソフト「AreaCutter(エリアカッター)」のインストール版をバージョンアップした。
通常、「いつもNAVI」を含むゼンリンの地図を、チラシや出版物などに掲載して配布する際には、複製利用に関する許諾申請が必要になるが、「AreaCutter」でダウンロードした地図画像には、あらかじめ専用のゼンリン許諾番号が付いているので、許諾申請の必要はない。
今回のバージョンアップでは、地図を切り出す際に、URLを表示させるQRコードを簡単に生成し、地図内に表示できる機能を追加。地図表示設定のレイヤーを従来の10種類から41種類に増やした。
また、操作メニューをよく使う機能のみ表示する「Simple」と「Professional」の2パターンから選択可能としたほか、地図全般画面の機能レイアウトを変更するなど、操作性を向上させた。