ルノー、ブランドスローガンを“Passion for life”へ…日本でも「想い」継承

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ルノー キャプチャーカンヌ
  • ルノー キャプチャーカンヌ
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  • ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏
  • ルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏

ルノーはブランドスローガンをこれまでの“DRIVE THE CHANGE”から“RENAULT - Passion for life”に変更した。

「ブランドというのは、決してぶれないで同じメッセージをきちんと出し続けることが大事だと思っている」と自説を解くのはルノー・ジャポン代表取締役社長の大極司氏だ。

同社は約5年前に、ルノーブランドをもう一度日本に確立しようという活動のもと、新しいブランドメッセージとして、“Vis Tes Passion(好きを走れ)”を打ち出した。「我々は、ただクルマを売るだけではなく、お客様のクルマのある楽しい生活をサポートする。あるいは、お客様のこだわりのある生活を後押しする。お客様が好きなものに囲まれた楽しい生活をサポートすることを目標に活動してきた」と振り返る。

その一例が5月に開催されたカングージャンボリーなどのオーナーミーティングで、今年は来場者数3500人を超える大きなイベントに成長した。大極氏は、「このようなイベントを色々なところで、ユーザーに寄り添った、ユーザーのパッションに応える活動をしてきている」と話す。

そして今回、ルノー本社がそのブランドメッセージを“RENAULT - Passion for life”に変更した。大極氏は、「これは我々がずっと活動してきた“Vis Tes Passion(好きを走れ)”と意味は同じだ。ルノーのグローバルが、我々と同じ気持ちでずっと活動をしていたのだと、そういう思いに駆られた」とコメント。

そこで、今後ルノー・ジャポンとしても、グローバルで展開される“RENAULT - Passion for life”をブランドメッセージとして発信していくが、その言葉に対応する日本語はこれまで同様“好きを走れ”で表現していくという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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