ボーイング、787 飛行試験初号機を中部国際空港に寄贈

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中部国際空港にB787 飛行試験機を寄贈
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中部国際空港は、ボーイングから「787ドリームライナー飛行試験機(ZA001号機)」が寄贈されたと発表した。

ボーイング787型機の機体構造体の35%は、中部地域で生産されており、これらの部品は、大型貨物機ドリームリフターで、ボーイングの米国内最終組立工場に輸送されている。

ZA001号機は、2009年12月15日に1万2000人以上が見守る中、米国内のボーイング787型機の組立工場に隣接するペーンフィールド空港に初飛行した飛行試験1号機。

ボーイングは、飛行試験3号機であるZA003号機を2014年11月にシアトル航空博物館へ寄贈し、飛行試験2号機であるZA002号機を2015年3月にアリゾナ州ピマ航空博物館へ寄贈した。

今回、飛行試験1号機であるZA001号機をボーイング787型機の製造分担率が高い日本、特に中部地域に寄贈されることになり、6月22日に飛来する。

中部国際空港は、ZA001号機の展示について今後検討していく予定。セントレアのある中部地域の次世代産業である航空機産業への関心を高めるのに活用していく。

《レスポンス編集部》

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