新型メルセデスベンツ『Cクラス』の高性能車として、日本市場にも導入されたばかりの『メルセデス AMG C63』。同車の最新映像が、ネット上で公開された。
新型のハイライトは、4.0リットル(排気量3982cc)V型8気筒ツインターボエンジンの採用。先代『C63 AMG』は、自然吸気の6.3リットルV型8気筒ガソリンエンジンを積む。新型では、排気量を2.3リットル、ダウンサイジング。
メルセデス AMG C63の4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンは、新型スポーツカーの『メルセデス AMG GT』用と基本的に共通。メルセデス AMG C63では、2種類のチューニングが用意される。トランスミッションは、7速デュアルクラッチのAMGスピードシフトMCT7。
標準グレードのメルセデス AMG C63は、最大出力476hp/5500-6250rpm、最大トルク66.3kgm/1750-4500rpmを発生。0-100km/h加速4.1秒(ステーションワゴンは4.2秒)、最高速250km/h(リミッター作動)の実力。
さらなる高性能を求める顧客には、『メルセデス AMG C63 S』をラインナップ。この「S」バージョンでは、最大出力が510hp/5500-6250rpm、最大トルクが71.4kgm/1750-4500rpmに引き上げられる。0-100km/h加速は4.0秒(ステーションワゴンは4.1秒)、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を誇る。
メルセデス AMGは6月9日、公式サイトを通じて、メルセデス AMG C63の最新映像を配信。米国の人気ロックバンド、「リンキン・パーク」の曲に合わせて、サーキットを攻めている。