コンビニ店員が駅員に…近鉄鈴鹿市駅の改札脇にファミマ出店

鉄道 企業動向
7月1日にオープンするファミリーマート近鉄鈴鹿市駅店のイメージ。鈴鹿市駅の改札脇に設置し、改札や精算などの駅業務が行えるようにする。
  • 7月1日にオープンするファミリーマート近鉄鈴鹿市駅店のイメージ。鈴鹿市駅の改札脇に設置し、改札や精算などの駅業務が行えるようにする。
  • 店内カウンター(左)とイートインコーナー(右)のイメージ。イートインコーナーは通常の店舗より広くする。

近畿日本鉄道(近鉄)と近鉄リテーリングの2社は6月10日、鈴鹿線鈴鹿市駅(三重県鈴鹿市)に、コンビニエンスストア「ファミリーマート近鉄鈴鹿市駅店」を出店すると発表した。店舗スタッフが駅業務の一部を担当する。

近鉄鈴鹿市店は7月1日の6時30分にオープンする予定。営業時間は6時30分~22時30分、店舗面積は186.05平方mで、駅ビル1階の改札口に隣接した場所に設けられる。

店舗の窓口からも駅業務が可能な構造になっており、自動改札機を通過できない切符の改札・精算業務や、ホーム・コンコースの清掃なども店舗スタッフが行う。店舗スタッフが対応できない場合はインターホンで白子駅の駅員が対応。店舗の営業時間外や朝夕のラッシュ時間帯も駅員が対応する。

店内は通常の店舗よりイートインスペースを広く設けるほか、沿線住民が利用できる掲示スペースなどを設けた「地域交流コーナー」も併設する。2社は「コンビニエンスストアと駅機能を一体化し、お客様に総合的なサービスをご提供することで、地域の皆様から愛される鈴鹿市の“顔”となる店舗」を目指すとしている。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集