マツダの中国現地法人は6月3日、5月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は、5月の新記録となる1万9739台。前年同月比は42.1%増と、4か月連続で前年実績を上回った。
5月実績では、『アテンザ』と『アクセラ』に、『CX-5』を加えたSKYACTIVテクノロジー搭載3車が、引き続き販売を牽引。
マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車との合弁の長安マツダの2社がある。5月実績は、一汽マツダが前年同月比2.9%増の7699台と回復。長安マツダは87.9%増の1万2040台と、引き続き大幅増。合弁2社では、長安マツダの好調ぶりが際立つ。
マツダの2014年の中国新車販売は、21万1013台。前年比は13%増と、4年ぶりに前年実績を上回った。2015年1‐5月は、前年同期比17.9%増の9万8571台と、過去最高。
マツダチャイナの渡辺宣彦 CEOは、「アクセラ、CX-5、アテンザの主力3車の販売に勢いが持続。この結果に、大変喜んでいる」と述べた。