メルセデス Vクラス 新型、世界累計販売2万台超え…発売1年

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新型 メルセデスベンツ Vクラス
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ドイツの高級車、メルセデスベンツは5月29日、新型『Vクラス』の世界累計販売台数が、発売から1年間で2万台を超えたと発表した。

初代Vクラスは、1998年にデビュー。商用車の『ヴィトー』をベースに開発されたMPVで、広い室内空間が売り。2004年には、2世代目にモデルチェンジ。車名は『ビアノ』に変更された。

2006年のマイナーチェンジでは、日本国内でのネーミングを、Vクラスに回帰。新型は3世代目で、1月末にドイツで発表。新型は欧州でも車名はビアノではなく、Vクラスとして販売されている。

新型のデザインは、スクエアなボディ形状が、ひと目でVクラスと分かるもの。フロントマスクには、最新のメルセデスベンツのアイデンティティが表現された。とくに、ヘッドランプのデザインが新しい。

室内は、従来通り、3列シート。2列目シートは、独立タイプとベンチの2種類が選択できる。乗車定員は、最大8名。シートアレンジは多彩。リアゲートには、新たにガラスハッチが装備され、荷物の出し入れに配慮した。

新型Vクラスは、ドイツ本国では5月後半に発売。その後、世界90か国に販売エリアを拡大した。今回、発売から1年間の世界累計販売が、2万台を突破。メルセデスベンツは、「新型Vクラスは短期間で、MPVセグメントで真の成功を収めた」とコメントしている。

《森脇稔》

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