国土交通省は、運輸審議会の答申を受けて6月1日から「仙台市」、「秋田交通圏」、「熊本交通圏」でタクシーの営業台数を規制する特定地域に指定すると発表した。
運輸審議会は、仙台市、秋田交通圏、熊本交通圏を特定地域に指定することが適当と国土交通大臣に答申したことから、国交省が新たに指定した。
特定地域は、タクシーの供給過剰で事業者の採算が悪化している地域を対象にしており、指定されるとタクシー事業への新規参入や増車が認められず、既存のタクシー事業者も営業台数の減車などを強制される。
期間は2015年6月1日から2018年5月31日まで。
同じく運輸審議会に諮問されていた「新潟交通圏」は審議を継続する。