日本初開催となったレッドブル・エアレースの第2戦。17日に千葉・幕張海浜公園で決勝が行われ、ポール・ボノム選手が日本ラウンド初代王者に輝いた。室屋義秀選手は、ラウンド・オブ・14でコースレコードを記録するも、続くラウンド・オブ・8で敗退し8位でレースを終えた。
刻々と風向きが変わる難しいコンディションの中、13時の決勝レース、ラウンド・オブ・14がスタートした。ここで2014年のチャンピオン、ナイジェル・ラム選手がいきなり敗退する波乱の展開に。
唯一の日本人パイロットで地元凱旋レースとなった室屋選手は、この千葉から新型機を投入しコースレコードとなる50.779秒をマーク。応援に詰め掛けた約6万人の観客を熱狂させた。
15時05分からは、ラウンド・オブ・14での勝者7名プラス、敗者の中で最もタイムの良かった1名を加えた8名で争われるラウンド・オブ・8がスタート。コースレコードを記録した室屋選手は、ポール・ボノム選手と対戦し好タイムを記録するも、折り返しポイントでオーバーGを記録しここで敗退してしまう。
迎えたファイナル4は、マット・ホール選手、ポール・ボノム選手、マティアス・ドルダラー選手、ニコラス・イワノフ選手の戦いに。
予選1位を記録したイワノフ選手はDNFという結果に終わり、51.502秒を記録したボノム選手が、前戦のアブダビに続き2戦連続の優勝を果たした。
◆レッドブル・エアレース 第2戦 決勝結果
1. ポール・ボノム選手
2. マット・ホール選手
3. マティアス・ドルダラー選手
4. ニコラス・イワノフ選手
5. ナイジェル・ラム選手
6. マイケル・グーリアン選手
7. カービー・チャンブリス選手
8. 室屋義秀選手
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