東風汽車は上海ショー15で、東風『1号』、風神『L60』という2台の新型セダンを公開した。いずれも2014年の北京ショーではコンセプトカーだったモデルの市販仕様だ。東風1号は東風ブランドのフラッグシップとなるラグジュアリーセダン。シトロエン『C6』と同じPSAのPF3プラットフォームを使用し、全長5066×全幅1858×全高1470mm、ホイールベース2900mmというボディサイズを持っている。新開発の1.8リットルターボエンジンは150kWのパワーと280Nmのトルクを発生。これに6ATが組み合わされている。今後さらに排気量の大きいエンジンも追加される予定。インテリアも豪華さが追求され、座席はマッサージ機能を内蔵しているという。L60は東風の自主ブランドのひとつ「風神」の新モデル。東風汽車とPSAの合弁企業、東風PSAで製造されるもので、PSAのPF2プラットフォームを使用して開発された。ボディサイズは全長4712×全幅1820×全高1540mm、ホイールベース2710mm。エンジンは1.5リットルと1.8リットルの2種。トランスミッションは5MTと6AT。ATは「アイシン製の最新モデルを採用した」とのこと。東風PSAでは2015年内に5000台の販売を見込んでいる。
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