英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンが3月、ジュネーブモーターショー15で初公開した『DBXコンセプト』。同車の市販化が決定した。これは4月30日、アストンマーティンが明らかにしたもの。同社は、「DBXコンセプトをベースにした新型車を発売する」と発表している。DBXコンセプトはアストンマーティンが近い将来、高級GTカーセグメント参入の可能性を探る目的で開発。世界中のより多くの顧客に、アストンマーティンブランドをアピールするための1台が、DBXコンセプト。2ドアクーペのボディは、フロントにアストンマーティンのアイデンティティのグリルを装着。緩やかな弧を描くルーフは、シルバーで縁取られた。4シーターの室内は、アストンマーティンらしいラグジュアリーさを表現。シートなどには、上質なヌバックレザーがあしらわれた。今回、アストンマーティンは、このDBXコンセプトをベースにした新型車を発売することを決定。市販版の方向性については、「ラグジュアリーGTクロスオーバー車になる」と明らかにした。アストンマーティンのアンディ・パーマーCEOは、「DBXコンセプトは、予想を遙かに上回る関心を呼んだ。DBXコンセプトや他の新型車が、アストンマーティン史上、最強のラインナップを構築するだろう」と語っている。
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