米国の自動車大手、フォードモーターは4月28日、2015年第1四半期(1‐3月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は339億ドル(約4兆0365億円)。前年同期の359億ドルに対して、5.6%の減少。純利益は、9億2400万ドル(約1100億円)。前年同期の9億8900万ドルに対して、6.6%の減益となった。
また、第1四半期の世界新車販売は、156万8000台。前年同期の158万9000台に対して、1.3%減少した。
世界新車販売と売上高が減少した要因が、主力商品の発売に伴う費用が増加したことと、ドル高の影響が大きい。
フォードモーターのマーク・フィールズ社長兼CEOは、「第1四半期、2015年の良いスタートを切った。新型車を投入する今年、業績は伸びるだろう」と述べている。