札幌市交通局は4月27日、札幌市電のループ化工事に伴い、中央区内のすすきの停留場と西4丁目停留場を一時的に西側へ移設すると発表した。
すすきの停留場は5月13日から10月下旬まで、現在の南4条西4丁目交差点付近から南4条西5丁目交差点付近に移設。西4丁目停留場も6月下旬から8月下旬まで、現在の南1条西4丁目交差点付近から南1条西5丁目交差点付近に移設される。この間、両停留場の改修が進められる。
札幌市電は、西4丁目停留場から中央図書館前停留場まで南下し、再び北上してすすきの停留場までの8.4kmを結ぶ路面電車。西4丁目停留場とすすきの停留場は直線距離で約400mしか離れておらず、両停留場を短絡して市電の環状線化を図るループ化事業が進められている。開業は今年10月以降の予定。