米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは4月15日、ニューヨークモーターショー15で発表された「2015ワールドカーオブザイヤー」受賞車のサプライヤーだったことを明らかにした。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
2015ワールドカーオブザイヤーは、新型メルセデスベンツ『Cクラス』が受賞。その他、4つの各賞の結果は、「2015ワールドラグジュアリーカー」がメルセデスベンツ『Sクラスクーペ』、「2015ワールドパフォーマンスカー」が『メルセデス-AMG GT』、「2015ワールドカーデザインオブザイヤー」がシトロエン『C4カクタス』、「2015ワールドグリーンカー」がBMW『i8』だった。
ボルグワーナーはこれら5車種に加えて、最終選考車を含めた全15車種に部品を供給。部品の種類は、可変バルブタイミングシステム、チェーンタイミングドライブ、ターボチャージャー、イグニッション技術、クーラントコントロールバルブ、デュアルクラッチトランスミッションなど。
ボルグワーナーのジェームズRヴェリヤー社長兼CEOは、「ボルグワーナーの幅広いエンジンやドライブトレイン技術が、自動車メーカーと消費者の望むものを提供する」と述べている。