日産自動車の中国法人は4月2日、3月の中国における新車販売結果を明らかにした。商用車や、輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた3月の総販売台数は、10万9600台。前年同月比は5.4%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
日産の1月の中国販売は、前年同月比が22.2%増。これから一転、2月は2.4%減と落ち込んだ。そして、3月も5.4%減と、減少傾向が続く。
日産の中国新車販売が落ち込んだのは、商用車の販売不振の影響。景気の影響を受けやすい商用車の販売が、低迷する。
日産の2014年の中国新車販売は、前年比0.5%増の122万1600台。2015年1‐3月は、前年同期比4.7%増の29万6200台だった。
日産は2015年、中国で前年比6.4%増の130万台以上の販売を目指している。

 
    


 
           
           
          
 
           
          ![自動車業界の“夢と現実” 日産、今期2750億円営業赤字見通し、トヨタは42車種128万台リコール[新聞ウォッチ]](/imgs/sq_m_l1/2155061.jpg) 
           
           
           
          