サイオン『iA』は、マツダが主に東南アジア市場に投入している新型『デミオ セダン(マツダ2セダン)』がベース。グリルやバンパー、ヘッドライトなどを専用デザインにすることで、サイオンらしさを表現した。
この背景には、トヨタとマツダが2012 年11月、「トヨタとマツダ、メキシコでの生産について合意」との発表がある。2014年2月末に稼動したマツダのメキシコ新工場で2015年夏頃から、 新型デミオをベースにしたトヨタ向け小型車を年間5万台程度生産し、トヨタが北米で販売することが決定していた。
サイオンiAのエンジンは、マツダ製の1.5リットル直列4気筒ガソリン。最大出力106hpを発生する。トランスミッションは、6速MTと6速ATが用意されている。