米国新車販売、0.6%増…日産が再びホンダ超え 3月

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民間調査会社のオートデータ社は4月1日、3月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は154万5802台。前年同月比は0.6%増と、13か月連続で前年実績を上回った。

米国ビッグ3では、首位のGMが24万9875台を販売。前年同月比は2.4%減と、7か月ぶりに前年実績を下回った。シボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』が、12.3%減の1万6552台と、2か月連続で減少。主力の大型ピックアップトラックの『シルバラード』は、前年同月比7%増の4万5193台と、12か月連続で前年実績を上回る。

トヨタを上回り、2か月ぶりに2位に復帰したフォードモーターは、23万4786台を販売。前年同月比は3.5%減と、2か月連続の前年実績割れ。主力中型セダンの『フュージョン』が、11.9%減の2万9044台と、5か月連続で減少。主力SUVの『エスケープ』も、8.4%減の2万6303台と、2か月連続のマイナス。ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』も、4.6%減の6万7706台と、2か月連続で前年実績を下回った。

FCA US(旧クライスラーグループ)は、引き続き4位。その販売台数は19万7261台で、前年同月比は1.7%増と60か月連続のプラスを維持した。大型ピックアップトラックの『ラム』が、2%減の4万1595台と後退。クライスラーブランドでは、新型セダンの『200』が、155%増の1万9190台と大幅増。

日本メーカーのビッグ3では、2か月ぶりに3位のトヨタが、22万5959台を販売。前年同月比は4.9%増と、13か月連続で前年実績を上回った。ベストセラー乗用車の『カムリ』は、2.7%減の4万0800台と、4か月ぶりに減少。『カローラ』は19.7%増の3万5532台と、6か月連続のプラス。『RAV4』は2万5243台を販売し、前年同月比は27.9%増と、好調が持続する。

日産は、ホンダを上回り、3か月連続の5位。3月は、14万5085台を販売。前年同月比は2.7%減と、4か月ぶりの前年実績割れ。主力の『アルティマ』(日本名:新型『ティアナ』)が3万1993台を販売。前年同月比は10.9%減と、2か月連続で前年実績を下回る。『セントラ』は、10.1%増の2万1277台と、2桁増を維持。2013年12月にモデルチェンジした主力SUV、新型『ローグ』は2万7418台を売り上げ、前年同月比は41.2%増と8か月連続で前年実績を上回った。

ホンダは、日産を下回り、3か月連続の6位。3月は12万6293台を売り上げ、前年同月比は5.3%減と、8か月ぶりに前年実績を下回る。主力車の中では、『アコード』が2万6018台で、前年同月比は23.4%減と2か月連続で減少。『CR‐V』は2万7618台を売り上げ、前年同月比は3.6%減と、6か月ぶりに減少。『フィット』は6640台を販売。前年同月比は58.1%増と、引き続き大きく伸びている。

《森脇稔》

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