スズキ のインド新車販売、11.9%増の129万台…過去最高 2014年度

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インド新車市場(乗用車)でトップシェアを誇るスズキのインド子会社、マルチスズキは4月1日、3月のインド新車販売の結果を公表した。輸出を含めた総販売台数は、11万1555台。前年同月比は1.6%減と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

11万1555台の販売台数の内訳は、インド国内が10万3719台。前年同月比は1.4%増と、11か月連続のプラス。輸出は7836台で、前年同月比は29.3減と、5か月ぶりに減少する。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『Aスター』などが、合計で8万5733台を販売。前年同月比は0.3%減と、11か月ぶりに落ち込む。

バンセグメントでは、『オムニ』『イーコ』が1万1768台を販売。前年同月比は20.7%増と、11か月連続で増加した。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』を含めて、3月はセグメント合計で6218台を販売。前年同月比は4.3%減と、4か月ぶりに減少した。

マルチスズキの2014年度(2014年4月から2015年 3月)までの新車販売(輸出を含む)は、2010年度の127万1005台を上回り、過去最高の129万2415台。前年比は11.9%増と、プラスに転じている。

《森脇稔》

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