【BMW 2シリーズ カブリオレ 発表】50km/h以下であればソフトトップ開閉は可能

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BMW 2シリーズ カブリオレ
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BMW『2シリーズカブリオレ』はフルオートのソフトトップを備えており、時速50km以下であれば、開閉が可能だ。

ルーフの開閉操作はセンターコンソール上にあるスイッチ操作で行い、その時間は約20秒。時速50km以下であれば走行中でも開閉が可能だ。従って、「急に雨が降ったときでも停車せずにルーフを閉じることが出来る」とは、BMWグループジャパン BMWマーケティングディビジョンの清水恵子さんの弁。

このソフトトップには吸音性に優れた素材が採用されており、遮音性が大幅に向上している。因みに、「『1シリーズカブリオレ』と比較すると、室内騒音は半減し、ルーフが閉じたときでも快適なドライブを楽しむことが出来る」という。

使い勝手の面では、「ラゲッジルームはクラス最大の容量を誇る」と清水さん。ソフトトップを閉じた状態での容量は1シリーズカブリオレに比べて、30リットル拡大して335リットル。ソフトトップを開けた状態での容量は20リットル拡大して580リットルを確保した。トランクの開口部の幅も、先代モデルから35mm拡大し、使い勝手が向上している。

そして、ドライビングダイナミクスについて清水さんは、「セグメント唯一の後輪駆動コンセプトで、約50:50の理想的な前後重量配分により、スポーティで俊敏なハンドリング性能を実現し、圧倒的にダイナミックな走りを可能にしている」とコメント。

また、「車両重心位置はソフトトップを開けた状態で、地上から50cm以下へと下げられ大幅な低重心化が図られている。(1シリーズカブリオレと比較し)ロングホイールベース化(+30m)、ワイドトレッド化(+35mm)と相まって、車両安定性が向上。卓越したロードホールディングと精密なライントレースを実現する」と説明する。

更に、「インテリジェントライトウエイトテクノロジーに基づき、ボディには高張力鋼板や、超高張力鋼板を効果的に使用している。先代モデルと比較して、ボディのゆがみ剛性を20%向上させスポーティなハンドリング特性を更に進化させている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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