市街地&空港特設コースでの戦いは、決勝(110周)もシボレーエンジン勢、なかでもチーム・ベンスキー(Team Penske)のドライバーたちが上位に名を連ねる結果となった。勝ったのはファン・パブロ・モントーヤ(#2 Team Penske)。僚友である前年王者ウィル・パワー(#1)との終盤の接戦を経ての勝利で、接触攻防もあったが「彼(パワー)も勝利を望んでいたし、それは僕も同じだった。彼が僕の真横まで来ていたなら、僕は“OK、前に行きなよ”と言っただろう。ただ、あのとき彼はその距離にはいなかった。接触してしまったことは(お互いに)恥ずべきだが、(終わってみれば)すべて良し、だね。これがレース」と語り、最終ピットイン以降の約30周、トップを守り切っての開幕戦制覇となった。