米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)のジープブランドは3月3日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー15において、『ラングラー』の「ブラックエディション2」を初公開した。
同車は、「JK」型と呼ばれる現行ラングラーの特別モデル。現行のJK型は、ラングラーの3世代目モデルとして、2007年にデビュー。2ドアと4ドアの「アンリミテッド」の2種類が用意される。
ジュネーブモーターショー15で初公開されたラングラーのブラックエディション2では、フロントグリルや18インチアルミホイール、ヘッドライト周り、ドアミラーカバー、背面スペアタイヤカバーなどをブラック仕上げに。
室内は、ブラックのレザーシートを採用。モールディングや空調周りもブラックでコーディネート。「Uconnect」と呼ばれるナビゲーションを核としたインフォテインメントシステムも装備される。
エンジンは、2種類。ガソリンは3.6リットルV型6気筒「ペンタスター」で、最大出力284hp、最大トルク35.4kgm。ディーゼルは2.8リットルターボで、最大出力200hp、最大トルク46.9kgmを引き出す。