JAL、「なでしこ銘柄」に初めて選出…経営幹部層への女性登用など評価

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JALがなでしこ銘柄に初めて選出
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日本航空(JAL)は、2014年度の「なでしこ銘柄」に初めて選出されたと発表した。

経済産業省と東京証券取引所が共同で「女性活躍推進」に優れた企業を年に1度、選定・発表する事業で「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に紹介される。

同社では、女性のキャリア促進に関して、実力主義による登用を前提とした上で、2023年度末までにグループの女性管理職比率を20%以上(2013年度末時点で約14%)、JALでの課長職以上に占める女性の比率を15%以上(2013年度末時点で約10%)を目指している。

また、経営幹部層への女性の登用も進めており、取締役10人中2人が女性で、うち1人は社内取締役であるほか、取締役兼務者を除く執行役員26人中、2人が女性。階層別研修で、多様性の意義や柔軟な働き方に関するセッションを盛り込むことで、女性をはじめとする多様な人材が活躍することができる職場環境の整備と風土の醸成に取り組んでいることなどが評価された。

同社では今後、女性がより一層活躍できる企業を目指し、全グループ社員がダイバーシティを強く意識し、世界で一番顧客に選ばれる航空会社になるためチャレンジするとしている。

《レスポンス編集部》

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