【リコール】メルセデスベンツ E250 など約2万台、火災に至るおそれ

自動車 ビジネス 企業動向
メルセデスベンツ E250
  • メルセデスベンツ E250
  • 改善箇所

メルセデス・ベンツ日本は3月10日、『E250』などのエンジンルーム ラバーシールに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

対象となるのは、『E250』『E250ステーションワゴン』『E250 CGI』『E250 CGIステーションワゴン』『E300』『E300ステーションワゴン』『E300 4マチック』『E300 4マチック ステーションワゴン』『E350』『E350ステーションワゴン』『E400ハイブリッド』『E550』『E550ステーションワゴン』『E63』『E63ステーションワゴン』『E63 4マチック』『E63 4マチック ステーションワゴン』『E63S』『E63S 4マチック』『E63S 4マチック ステーションワゴン』『CLS350シューティングブレーク』『CLS350』『CLS350シューティングブレーク』『CLS550』『CLS550 4マチック』『CLS63』『CLS63シューティングブレーク』『CLS63S』『CLS63 4マチック』『CLS63S 4マチックSB』『CLS63S 4マチック』『CLS63S 4マチックSB』の31車種で、2012年8月20日~2015年1月23日に輸入された計1万9654台。

エンジンルームにおいて、ラバーシールの隔壁への取付け作業が不適切なため、エンジンフードを開けた際にフードの裏面に付着し、隔壁から外れるものがある。そのため、そのままフードを閉じると、ラバーシールの一部がエンジンと隔壁の間に落ちて、最悪の場合、高温になった触媒に接触して火災に至るおそれがある。

改善措置として、全車両、隔壁に保持クランプを追加してラバーシールを装着しなおす。

不具合は3件発生、一部焼損事故が1件発生している。市場からの報告により発見した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集