フロリダ州デイトナで開催された「2015スーパークロス/第10戦デイトナ」。レッドブル KTMファクトリーチームから450SXクラスに参戦した#5 ライアン・ダンジーは自身初となるデイトナSXでの勝利を獲得した。ダンジーは好スタートを切り、3位で第1コーナーをクリア。すぐに前を行くコール・シーリー(ホンダ)にプレッシャーを掛ける。そこからハンドルをぶつけ合うほど激しいバトルを展開した2台。しかし5周目、その争いはダンジーに軍配が上がる。ダンジーはその勢いのまま首位を走る、同じくKTMを駆るBTOスポーツの#29 アンドリュー・ショートの背後に付けると、再びプレッシャーを掛ける。そして8周目、アウトから仕掛けたダンジーがショートをかわしトップに浮上。以降プッシュし続けたダンジーは、レース中盤には後続に10秒もの差を付けて独走。自身初となるデイトナSX勝利を手にした。ダンジーは今季3勝目。チャンピオンシップで2位以下との差を40ポイントに広げた。■450SXクラス 決勝1位:ライアン・ダンジー(KTM)2位:エリ・トマック(ホンダ)3位:ブレイク・バゲット(スズキ)4位:コール・シーリー(ホンダ)5位:チャド・リード(カワサキ)■450SXクラス ポイントスタンディング1位:ライアン・ダンジー(KTM)224P2位:トレイ・カナード(ホンダ)184P3位:エリ・トマック(ホンダ)159P4位:ケン・ロクス(スズキ)156P5位:チャド・リード(カワサキ)140P