メルセデス・ベンツ日本は2月25日、新型車『メルセデス-マイバッハ Sクラス』の注文受付を開始したと発表した。
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は同日都内で開いたメルセデス-マイバッハ Sクラス発表会で、「2002年から13年まで販売していた『マイバッハ』とは異なる、全く新しいブランドとして生まれ変わった」とした上で、「メルセデス-マイバッハ Sクラスの特徴を簡潔に申し上げると、五感で感じる極上の快適性と、未来へつながる知能を備えたショーファードリブンカー」と述べた。
特徴のひとつである五感で感じる極上の快適性に関しては「メルセデス-マイバッハ Sクラスはメルセデスベンツ『Sクラス』のロングモデルより、さらに20cm長いホイールベースを備え、しかもその延長分をすべて後席乗員の快適性向上のために充てることで、ゆったりと余裕のある空間を実現した。シートは左右ともにフットレストとレッグレストを備え43.5度までリクライニングが可能なエグゼクティブシートを採用している。このシートにゆったり身体を預け、移動中も極上の快適性を五感で感じて頂くことができる」と説明。
一方、未来へつながる知能については「ステレオマルチパーパスカメラと6つのミリ波レーダーセンサーにより、車の全方位にわたる精度の高い視野と、そこから得られた情報をもとに様々な状況に的確に反応する高度な知能を手に入れた。ピュアショーファードリブンカーに世界で初めてアクセル、ブレーキ、ステアリング操作をサポートし、部分自動運転を実現する“レーダーセーフティパッケージ”を導入した」と述べた。
さらに「メルセデスが世界で初めて搭載した前方路面の凹凸を検知し、車の姿勢を常にフラットな状態に保つ“マジックボディコントロール”は、オフィスや書斎にいる時と同様に車内で文字を書くことができるほどの快適な乗り心地を提供する」とも付け加えた。