マツダは、ディーゼルノック音を大幅に低減する世界初の技術「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を新開発。2月末より日本市場で発売予定『CX-3』に搭載する「SKYACTIV-D 1.5」に採用すると発表した。
マツダは、ディーゼルノック音の発生メカニズムを探究した結果、燃焼時にコネクティングロッドの伸縮にともない発生するピストンの振動が原因であることを突き止めた。新開発した「ナチュラル・サウンド・スムーザー」は、空洞のピストンピンに内蔵することでノック音の原因である振動を吸収する。
これにより、特に発進時やゆっくりとした加速時などに車室内で聞こえやすい周波数3.5kHz付近のディーゼルノック音を、未装着車に比べて最大で10dB低減。市街地の走行シーンなどで高い静粛性とより気持ちの良いエンジン音を提供する。